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「緊急提言!真に動物を守る法律へ」シンポジウムに参加してきました。
2009年11月23日 (月) | 編集 |
※12月6日最後の追記をしました。
長く時間が掛かり申し訳ありませんでした。

20091121.jpg


11月21日(土)
緊急提言!「真に動物を守る法律へ」シンポジウムに参加していきました。
予定されていた内容や講師の方々については、こちらをご参照ください。

定員250名だったのですが、それ以上の参加者数だったのでは。
とても盛況でした。全国(沖縄も!)から参加者が集っていたようです。
主には動物愛護団体やボランティアの方だと思いますが、年齢層も、
お年を召した方から20代前半くらいの方まで、老若男女幅広く、
シンポジウムへの関心の高さが伺えました。

講座は、基調講演も含めて、5名の講師の方がそれぞれの分野から、
動物を取り巻く現状と問題点やその改善点、次回の法改正に向けて、
如何に実行力の強い法律を作っていくか等、専門的ながら解りやすく
4時間みっちりと進んでいきました。

今回聴講した内容の一部(上手く纏められず法律として誤解した
解釈がある場合は、どうかご指摘をお願いいたします)。

現在、行政で行っている犬猫の殺処分は、狂犬病予防法が適用、
実行されているが、狂犬病予防法は人を噛む怖れの無い生後
90日以内の犬には適用されない。にも関わらず、生後まもなくの
子犬なども殺処分されているのは、違法の疑いがある。

飼主不明(迷子)の犬猫に対しては、遺失物法が適用されるべきで
あるのになされていない。遺失物法の目的は、所有者の元に遺失物を
戻すこと。行政が所定の手続きを取らずに殺処分を実行することは、
きちんと法律が運用されておらず財産権、所有権侵害となる。
 
また行政側の無条件の動物の引取と殺処分は、動物愛護法の精神
に反する法律の悪利用であり(すみません、この表現は曖昧です)、
処分は、狂犬病予防法を根拠する殺処分で無く、遺失物法と動物
愛護法を根拠に、新しい飼主を探す、譲渡という形を取るべきである。

現行の動物愛護法は、抽象的で具体的な骨子が無く、引取や譲渡の
基準も曖昧である。ただ、現行の法律でも限界まで頑張れば、
殺処分を大幅に減らせる事が可能であるという事。

ただ執行は、市町村レベルに任されており、各自治体の努力によって
ばらつきがある事(ここで、殺処分ゼロを目指している熊本と、未だに
犬猫は譲渡の制度も啓蒙も無く、殺処分しかない自治体との差が
大きく出てしまうのですね)。

今後の法改正に向けては、今まで曖昧だった表現を避け、具体的な
定義づけをし、規制や義務、ペナルティを課すことを、行政側、
ペットショップ・ブリーダー等の販売側、愛護団体、ボランティア、
飼い主、に求める提言となっていました。

そして、どの先生も口を揃えられていた事ですが、こと動物愛護管理法を
実行するためには、民間の人材と能力を生かす事が重要なようです。
ハード面は行政、ソフト面は民間。法は法、運用はマンパワー。など、
講座中、言い方は変えてはいるけれど、同じような意味の言葉を
何度も耳にしました。

それにしても、知らなくて恥ずかしかったと言おうか、驚いた事は、
最盛期、殺処分は犬だけで1年間に120万頭だったそうです。
それが平成19年度は、8万頭(犬のみ)にまで減らせる事が出来ている。
(こんな言い方もどうかと思いますが…)
それは、きっと問題意識を持った方々が砂を噛むような思いをしながらも
何年もコツコツと働きかけてきたからに相違ないと思います。

今現在も、処分持ち込みのリピーター化などを防ぐため、引き取りの
フォーマットを改訂し、そちらを適用するように申し入れをしているそう
ですが、やはり地方自治体の判断に委ねられているようです。

11月26日追記。
当日帰宅後、配布されたレジュメや提言書を読んでいますが、
かなりボリュームが有ります。この中のいくつが実現するかは、
まだ解りませんが、次の法改正で、一つでも多く取り入れられ、
動物を取り巻く現状が改善されることを願います。

講座によって、法律家、国会議員、愛護活動家、海外で活躍する
獣医など、それぞれの観点から問題提起があり、その対象は、
愛玩動物に留まらず、産業動物や野生動物、実験動物などにも
話は及びました。また国内だけでなく、海外(主にアメリカ)での
アニマルポリスの活躍や具体的な条例の説明なども有りました。

そして、炭酸ガスによる殺処分の動画もプロジェクターに映されました。
立派な首輪をつけたまだ若い中型犬、飼主が持ち込んだのでしょう。
絶命するまでに数分かかり、もがき痙攣し、非常に苦しんでいる様が
小さな画面でも解りました。

未だに行政などで行われている殺処分は、安楽死だと思って持ち込む人が
多いそうですが(注射による安楽死を採用している自治体も有りますが)、
どう見ても安らかな最期とは言えない悲惨なものです。
自分と数年、十数年一緒に暮らした犬や猫を、どうしてこんな恐ろしい死に
追いやる事が出来るのか理解に苦しみます(理解したくもありません)。

12月6日追記
また、ロビーでは対照的な2点のパネル写真展がありました。
一方は、殺処分されていく犬達を写した「Beautiful names」
もう一方は、新しい飼主に巡り会えた犬猫達「命を救ってくれてありがとう」

記事の画像で上がっているシンポジウムのパンフレット写真は、
「Beautiful names」で殺処分された子犬達です。この小さく可愛い子達は
今はこの世には居ません。すぐ隣の「命を救ってくれてありがとう」展での、
新しい家族と暮らしている幸せそうな犬と猫達と、この子犬達の違いは
一体なんだったのかと…。考えると不条理さにやはり今でも涙が出ます。
早くこんな事が解消されますように。殺されるだけの命がこれ以上、
産み出されることの無いよう、世の中が変わりますように。

このようなシンポジウムに参加したのは初めてでしたが、個人的には
とても良い経験となりました。これからも解らない事はたくさん有るし、
個人では解決できないことも山積みだと思いますが、一人一人が諦めず
進んでいくことで、少しづつでも何かを改善していけたらと思います。


ここからはシンポジウムから話は逸れますが、現在発売中の『CREA Dog』の
76Pより「Beautiful names」のフォトメッセージが掲載されています。
パネル展示では、カラー写真がモノクロに変わっていますが、つけられている
メッセージも同じものです。

今回の『CREA Dog』では「不幸な犬をを減らすためにできること」と
10ページに渡って特集が組まれています。保護犬の里親の成り方や、
「犬と猫と人間と」の飯田監督のインタビューなどもありますので、
是非、お手に取ってご一読いただければと思います。
『CREA Dog』(アマゾンへのリンクですがアフェリエトではありません)


時間が掛かった上に、とりとめもない長文となってしまいました。
我慢強く最後でおつきあいくださった皆様、ありがとうございました。


「この街の猫博覧会」
kononeko_s.jpg
11月04日(水)〜12月05日(土)
開場時間:13:00〜21:30
土日祝は休館(12月5日は除く)


保健所、警察署に持ち込まれた猫達の行政による譲渡です。
Osakagyouseicat1.gif
1匹でも多くの子達に幸あれと祈ります。


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